カヴァロット バローロ ブリッコ ボスキス 2018
¥14,300
SOLD OUT
ブリッコ・ボスキス畑の葡萄のみを使用。大樽で36〜42ヶ月熟成。東、南、西部。丘の上、中、下部で分けて収穫、醸造しアッサンブラージュすることでバランスを得ている。
バローロで歴史上初めて有機栽培が導入された畑。区画毎に分けて野性酵母のみを使って水平ステンレスタンクで、ヴィンテージによって25〜35日間マセラシオンしながら発酵。1度移し替えを行い、伝統的スラヴォニアンオークの大樽で36ヶ月以上熟成。アッサンブラージュして6ヶ月休ませてボトリング。ボトリング後、更に6ヶ月休ませてからリリース。
カヴァロットは1928年から5世代続く老舗。古典バローロと言えば必ず名前が挙がります。現在は栽培担当の「アルフィオ」を中心に3人兄弟によって運営されます。
『バローロの畑は相続で細分化されているが、僕等のブリッコ・ボスキスは、ほぼ僕達だけの所有。他の畑の影響を受けないのでバローロで初めて有機栽培を導入できた』
1948年には現在のカンティーナが完成し、カヴァロットの名前でバローロの販売を開始。1967年には「ブリッコ・ボスキス」の畑名が認められています。
『バローロの中心、カスティリオーネの中心にあるブリッコ・ボスキス。地質的には2億3,000年前の漸新世に起源を持つ青色マールと粘土石灰の混合土壌』
栽培を担当する「アルフィオ」は地質学者でもあり、バローロの地質を研究しています。バローロとラ・モッラは「トルニアン期」(700万年前)に起源を持ち砂質と粘土石灰の混合土壌。セッラルンガ・ダルバとモンフォルテは更に古い時代の「ランギアン期」(1,300万年前)の土壌でマンガンや鉄分が多く含まれていて重たい土壌になっています。
『トルニアン期の比較的若い土壌とランギアン期の古い土壌がぶつかる場所がブリッコ・ボスキス。その両方の個性を持っているので、調和のワインを産む』
このブリッコ・ボスキスにはネッビオーロ、グリニョリーノ、フレイザ、バルベーラ、ドルチェット、シャルドネ、ピノ・ネロが植えられていて、2種類のバローロが生まれる。