ベルターニ アマローネ 2001
¥58,454
2001年、春は降雨量も気温も平年並みでした。夏はとりわけ暑い7〜8月が特徴的で、降雨量は平均的でした。9〜10月も暖かく乾燥した期間が続き、ブドウは健全な状態で収穫まで成熟しました。完全に健康でバランスのとれた果房で、完璧な収穫が行われました。
9月第2週、完熟した健全な最高のブドウ果を、やや酸度が残る皮が厚い状態で丁寧に手摘みで収穫。屋根裏部屋のスノコの上で約4ヶ月間、完全に自然な工程のみで陰干しを行います。この間、不良果実は随時間引いていきます。翌年1月中旬にマセラシオン・アルコール発酵を約40日かけて行い、その結果、高いアルコール度数とともにグリセリンが生成されます。これは、ワインにエレガントさとまろやかさを与えます。その後、スラヴォニア産オーク樽(60〜80hl)で約6年、12ヶ月以上の瓶内熟成を行います。
ベルターニ社の最高傑作であるアマローネ。ファーストヴィンテージは1959年です。「長い陰干し」、「ゆっくりとしたアルコール発酵」、「最低6年の樽熟成」を経て造り上げられました。長い熟成から醸し出された重厚な味わいと、果実の芳醇な香りが感じられるエレガントなワインです。
深く濃いガーネット色。香りは凝縮感があり、よく熟した赤い果実、ブラックベリーやブルーベリー、プルーンなどが感じられ、その後には甘いスパイス、茶葉、リコリス、ドライフルーツやカカオなどのニュアンスが続きます。味わいは香りで感じとれる要素を再確認でき、そのバランスのよさに驚かされます。タンニンは重厚でいながら柔らかくしなやか。素晴らしい酸と柔らかさがタンニンと合わさり、このワインに凝縮感や力強さ、好ましさを与えています。余韻が長く、心地よい味わいが残ります。その素晴らしい複雑味から将来に更なる期待を感じさせる味わいと言えるワインです。